今日は午前中に畳替えの前準備とお客様の元へご集金に

午後から愛媛からわざわざお客様が来られる予定なので
待ってる間にブログの更新~

祝日に採寸にお伺いした綾川町B様邸。
この日のパートナーは1級畳技能士を目指して精進中
2級畳技能士の新村くんでした。
増税前の予約殺到により、父ちゃんは他の現場へGO

寸法を測りながら 畳よめ『これ不変色やね~』
新村君『そうですね~』と。

色が普通の畳なら焼けてベージュっぽくなるのですが
薬品加工されている為、最終的に妙な色合い。
過去の畳よめブログ→
色の変わらない畳 不変色畳について15年前位に流行した不変色畳(ふへんしょくたたみ)
当時はこれが良いって言われてたんですよね。
いまだに好きな方は好きですね。
個人的意見ですが
やっぱり加工を施された畳はサクイ(カスカスな)気がします。
良く使われるお部屋には向いていませんね。
通常ここまで皮が剝ける事は無いです。
中国産の物だからかもですが・・
今はダイケンやセキスイなどの
色の変わらないカラー畳が
出ていますので
お客様の御要望・御予算に合った畳を
お届けする様に心掛けております。
やっぱり風合い・手触り・見栄え・機能性
トータルで国産の天然イ草が一番ですね


今回は国産(熊本産)の無着色のイ草で仕上げました


そうそう、不変色は畳の良い香りも失われます。
一般的な畳表を作る際には染土(せんど)と言って
イ草刈り取りの後、土でイ草を染めるという工程があります。
過去の畳よめブログより→
染土(泥染め)について過去の畳よめブログより→
刈り取り~泥染めの風景防虫の意味や日焼け防止の意味や重要な役割が色々ありますが
イ草の良い香りのほとんどがイ草自身よりその
染土の成分に含まれているからなんです。

新しい畳はいい香りがします。
当店では納品時に拭き取りサービスも行なっております。
新しい畳の上を歩くと、白っぽい緑っぽい粉が靴下とかに
付くことがありますよね。
それが染土の土です。使用していくうちに染土も取れ
香りも段々と消えてなくなってしまいます。
どこに重きをおくのか?
何を楽しみたいのか?
お客様のニーズにお答えできる畳屋でありたいです。
今日も頑張ります

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