旧 畳よめブログ☆

香川県高松市の畳一級技能士である三代目のよめです。 国産畳表は赤ちゃんにもやさしい無着色畳表にこだわっています。    内装リフォームを中心に畳・襖・障子・網戸・クロス・カーテン・じゅうたん等取扱い。  創業60周年 現代の名工 畳一級技能士のお店。
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京都式に、愕然・・・

TTMクラブのビデオを2人で見ながら  

私が前から疑問に思っていた

なぜ京都式は側面まで返しの藁を入れるのか?

を父ちゃんに(主人)聞いた。


この画像は父ちゃんが以前、

練習で全部手縫いで仕上げた畳。

畳を立てらせ側面の様子を取りました。

返しの藁は側面には来ていません。

でもこれがこちらのやり方では一般的。

父ちゃんの手縫い


(京都式 

画像無くてゴメンなさい。

今度ビデオ見て撮ったら貼り付けておきますね。汗)



私:ヘリ無しの側面に縁下紙入れて作るみたいに

入れるときに滑り入れやすくする為??

※下画像参照

縁無し畳☆
あの縁下紙にはそれだけではなく

表(ゴザ部)が畳を敷き込む際に引っかからなくする役割もあるとの事。

なるほど、なるほど。

で、なぜ??


京都は側面の切り口がお客さんに見えることを

いやらしく(汚らしいと)感じるから

切り口まで見えない様にしている。との事。

唖然・・・

京都の配慮おそるべし!

気配り?が半端無い・・・。

確かに返しの藁を側面に入れると

切り口は見えない。


敷いたら見えないのだけど

そこが京都の気配りと言うか心配りと言うか

何というか・・・凄過ぎます。

少しの手間を惜しまない。

お客様から敷き込みの際に少し見える、

一瞬の見栄えにさえも、とことんこだわりを持った仕事。




全国技能グランプリを父ちゃん(主人)が

経験しているのを見て

思ったのは、スピード(慣れ)はもちろん

寸法も、もちろん

糸の締め具合、糸のかかり方、つけ藁の綺麗さ、

裏をひっくり返しても見られます。

グランプリ選手の仕上がった畳を見ると

人が作ったものとは思えないほど美しい。

機械には到底出来ない。



なぜならば、

機械より人間が優れているのは

一枚の畳の中にもにも硬い部分や、柔らかい部分

薄い部分、厚い部分、色々あります。

弱った畳床(たたみどこ)に硬い良い畳表を

何も考えずに機械でただ張れば、

床負けを起こし、角が丸くなったり

寸法が縮んだり、色々なります。



手作業で行なう事により、

畳の調子が分かり

畳の具合を畳と話しながら、次の動作に移れるのです。

そもそもつけ藁が出来る機械は私は見たことがないです。

重要文化財のお仕事やお寺のお仕事は

やっぱり手縫いの出来る畳屋さんでないと、と思います。

機械化が進み畳のようなものを作れる人が増えましたが

きちんとした畳を作れる人が何人いるのでしょうか。

最近分かってきたのは

畳1級技能士がゴールではなく

スタートであると、言うこと。

来月中頃に

金沢の職人大学校へ色々学びに行って来ます。

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